最終更新日 2024年01月14日
このページでは、障害福祉サービス事業所事業継続計画(BCP)についてご案内します。
事業継続計画(BCP)とは、自然災害や新型コロナのような感染症が発生したときに、事業所の存続をするための計画を言います。
障害福祉サービス事業所においては、自然災害と感染症に対する事業継続計画(BCP)を令和6年4月より策定していることが義務となります。
令和6年4月より事業継続計画(BCP)の策定が義務化されますが、事業継続計画作成には、以下のようなメリットがあります。
事業継続計画(BCP)を作成することにより、非常時においても事業を継続することによりサービス提供をすることができ、他社との差をつけることができます。
災害時にもサービス提供を継続することにより、利用者・利用者家族・医療機関・公的機関からの信用を得ることができます。
事業継続計画(BCP)を作成する際に業務の洗い出しを行いますが、日々行う業務を整理することで見直しのきっかけとなります。
事業継続計画(BCP)を実際に実行するには、従業者の方の訓練や教育が必要となります。このような教育や訓練を通して、従業員のスキルアップを図ります。
事業継続計画(BCP)はどのようにして策定するのでしょうか。手順は、以下のとおりとなります 。
事業所が目指す方向性を定め、ステークホルダー(利害関係者)を特定します。
自社が保有する人材・保有物資・財務状況を把握します。
自社業務のフローを把握します。
想定される災害等を検討します。
自然災害の場合は、発生する災害により、事業がどのような影響を受けるかを検討します。
感染症の場合は、発生する感染症により、事業がどのような影響を受けるかを検討します。
4で想定した災害により、自社の事業にどのようなリスクが発生するかを検討します。
5で検討したリスクに対して、どのような対策をするのかを検討します。
6で検討したリスク対策と1で検討した事業方針をもとに事業継続計画(BCP)の基本計画を策定します。
7で作成した基本計画をもとに、マニュアルや記入様式を作成します。
7で作成した基本計画、8で作成したマニュアル等に基づいて、従業員への教育・訓練を行います。
7で作成した基本計画、8で作成したマニュアル等に基づいて、実際の運用を行います。
10で運用した際に出てきた問題点に合わせて、改善・見直しを行います。
作成した基本計画・マニュアルは、定期的に見直しを行い、現状に合わせて修正していくことが必要です。
自社で作成しようとしたが難しい・・・・そういうあなたに当事務所のサポートサービスをご案内いたします。
当事務所の事業継続計画(BCP)サポート業務の報酬は、以下のとおりです。
サービス名 | 金額(税込) |
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事業継続計画(BCP)簡易プラン |
220,000円~ |
事業継続計画(BCP)スタンダードプラン (自社それぞれに合わせた計画を作成するプラン) |
385,000円~ |
公表されている公表モデル集は、以下のとおりです。
現在準備中です。しばらくお待ちください。
厚労省より、ガイドライン・マニュアル・様式ツール集が発表されていますので、ご参照ください。
資料名 | データ |
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新型コロナウィルス感染症発生時の業務継続ガイドライン | PDFデータ |
参考マニュアル(訪問系) | wordデータ |
参考マニュアル(通所系) | wordデータ |
参考マニュアル(入所・入居系) | wordデータ |
様式集 | excelデータ |